「美味しい」の基準

 今週、夫は月よう日だけ出勤して、あとは休み。子どもたちがいないので、水曜日(4/30)から3日間続けて、美味しいところを探してランチを食べに行った。
 水曜日、安くて美味しいらしい洋食屋さんに行く。確かに値段は安かった。けど・・・
 ランチにはコーヒーかティーが付いているけれど、何も聞かずに食前に出す準備。食後に持ってくるよう頼む。それから、メニューにはパンかライスとあるのに、それも聞かずに来た客全員にご飯を出した。最初に出たサラダ。手作りのフレンチドレッシングは塩味がきつくて、美味しいとは思えない。盛り付けもいまいち。メインディッシュは、チキンのデミグラソースがけと白身魚のフライ・タルタルソースがけ。これも塩辛い。食後のコーヒーに及んでは、香りもほとんどしないし、色のついたお湯みたい。普段はおなかいっぱいでも、コーヒーは全部飲み干せるのに、この日は残してしまった。それにしても、こんなに客あしらいの悪い料理屋さんって初めて。いいとこなしのランチで欲求不満の夫と私。そのまま帰れず、美味しいケーキ屋さんに行ってケーキセットを頼む。やっぱりコーヒーはこうでなくっちゃ。いい香りの美味しいコーヒーと美味しいケーキで気分を取り直して帰ることができた。
 木曜日、石川にある喫茶店でタコスが美味しいところがあると聞いたからと、石川へ。出てきたタコスを見てびっくり。大きなタコスだけど、皮がこげ茶色。食べると、皮がぽろぽろ崩れていく。ソースは自家製で美味しいと評判なんだそうだが、ちっとも美味しくない。キングタコスのタコスが食べたいよ〜。夫は、メキシカンチキンフライを食べたけど、それも×。ここの料理をおいしいと言う人の舌が理解できないと散々文句を言いながら帰った。
 そして今日、金曜日。スペイン料理のレストランで、パスタランチ。サラダ、手作りだけどとっても塩辛い。パン2種類。こんなに塩味のきついパンは初めて。私が頼んだ木ノ子のクリームパスタ、一口目、なかなか美味しい。二口目、ちょっと味が濃いかな?三口、四口と食べていくうちに喉が痛くなるくらい辛くなってきて、お水ばっかりのんでいた。デザートのケーキも、夫のカスタードクリームパイはパイ皮がパリパリせずにべチャッとした感じ。私はショコラケーキを頼んだけど、これも特徴無し。うちで作るチョコケーキの方がまだ自己主張してるような気がする。コーヒーはまたまた最悪。そこそこ人気のあるレストラン(次々客が来たからそう思うのだけど)で、どうしてうちで飲むコーヒーよりまずいコーヒーを飲まなきゃいけないんだろう?
 3日間ランチデートしたのに、どの店も30分で食事を終えて出てしまった。
 私は、特別舌が肥えているわけでもないし、安い料金でどこよりも美味しい料理が食べたいわけでもない。「おいしいね。」って笑顔で食べられる料理が食べたいだけなのに・・・
3つのお店で共通して言えること。味付けを塩に頼りすぎていること。確かにしっかり味がついていると、美味しいように思える。けど、濃い目の味は、最後まで食べると辛くて、料理を食べているのか塩を食べているのか分からなくなる。食材の味を生かして最初は薄いかなと思うくらいの味にして、中盤から塩の味が感じられて、最後まで美味しく食べられる。そんな料理が食べられたらと思う。美味しさの基準なんて人それぞれだけど、プロの料理人なら、まずい食材を調味料の味でごまかすのではなく、新鮮な食材の味そのものを生かすような料理を心がけて欲しい。値段は高めでも、来てよかったと思えるようなそんな料理に出会いたいと思う。
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